中古マンションを購入する際、買主側でも相場を調べておくことが大事です。
しかし不動産の相場を調べる機会は一般的に少なく、具体的にどうすれば良いのかわからない部分も多いはずです。
そこで今回は、中古マンションの相場の調べ方にくわえ、相場を決める要因や注意点も解説します。
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中古マンションの相場の調べ方
現在、中古マンションの相場はインターネットで調べられます。
まず参照したいのが、不動産の過去の成約情報が載っている「土地総合情報システム」です。
それぞれの成約情報には、売買された不動産の立地や築年数、広さなどが含まれています。
現在購入を考えている中古マンションと条件が近いデータを参照していくと、自然に価格相場を把握できます。
このほかでは「レインズマーケットインフォメーション」も、参照したいサイトのひとつです。
こちらでは直近1年間における不動産の成約情報が載っており、売買された不動産の詳細もあわせて確認できます。
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中古マンションの相場を決める要因
中古マンションの相場を決める要因のひとつが築年数で、建物が古くなるほど価格が下がります。
下落のペースは築20年までは速く、築20年を超えると緩やかになるのが一般的です。
立地も相場を決める要因のひとつで、駅に近い・周りに商業施設が多いなど、好ましい条件が多いほど相場が上がります。
このほか、金利の動向や不動産市場の状況によっても、中古マンションの相場は変わるものです。
住宅ローンの金利が低かったり、中古マンションの需要が供給を上回っていたりすると、相場が上がります。
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中古マンションの相場を調べる際の注意点
不動産の価格はさまざまな条件によって決まるため、中古マンションの相場を調べるときも条件をしっかりそろえる必要があります。
立地・築年数・専有面積などの条件があまり似ていない物件の価格は、現在購入を考えている中古マンションの相場とはいえない可能性があります。
良い類似物件が見つからない場合は、検索条件を少し緩めてみてください。
立地など重要な条件が一致している物件のデータなら、比較的近い相場を把握できます。
相場より安い物件のデータを見るときは、価格が下がった要因を調べてみることが大事です。
線路に近い・事故物件であるなど、具体的な要因が見つかると、適切な相場を判断しやすくなります。
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まとめ
中古マンションの相場の調べ方としては、過去の不動産の成約情報をインターネットで調べることが挙げられます。
相場を決める要因には、中古マンションの築年数や立地、金利の動向や不動産市場の状況があります。
相場を調べる際の注意点は、現在購入を考えている中古マンションと条件が近いデータを参照することなどです。
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